モスクワ散策
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02回想モスクワ1985年、モスクワ・ヤロスラブリ駅到着
3日間のモスクワ滞在、あれこれ散策したモスクワとその印象です。
今回のトラベルプラン(フル2泊4日)
Date | Schdule in Moscow | Hotel |
2009年11月21日(土) | Dep. 04:50 Tashkent (SU164) Arr. 07:15 Moscow-Sheremetyevo2 The Red Square, GUM, Tverskaya ul. , etc. |
Maxima Hotel Zarya |
2009年11月22日(日) | Pushikin State Museum of the Fine Arts (European Collection), Cathderal of Christ th Caviour, ul. Arbat, Evropeisky SC., etc. |
Maxima Hotel Zarya |
2009年11月23日(月) | Novodevichy Convent, Moscow State Univ., Gorbushka Market, etc. Dep. 21:00 Moscow-Sheremetyevo2 (SU163) |
On board |
2009年11月24日(火) | +1 Arr. 03:05 Tashkent |
参加者:4名(中央アジア・ユーラシア地域と開発研究会)
1985年の旅程(USSR1985)はこちら。
回想モスクワ1985年、モスクワ・ヤロスラブリ駅到着
1985年7月8日、午後4時40分、モスクワ・ヤロスラブリ駅に到着した。横浜港を出てから足掛け10日目、途中イルクーツクで一泊したが、にしてモスクワへ到着。モスクワはユーラシア大陸を横断するシベリア鉄道の終着駅であり、ヨーロッパ各都市への始発駅でもあった。2番線だろうか、プラットフォームに降り立ち、長時間の列車旅行でまだ足元がしっかりしない状態で荷物を背負い、遠くに見える東欧によく見られる建築様式の駅舎(屋根に特徴があった)へ向かって歩き始めた。この駅にはインツーリストの事務所があり、そこへナホトカから一緒だったインツーリストの添乗員マリーナらと出向いた。バウチャーの説明では駅からホテルまでの車が用意されていた。私を担当したイ ンツーリストの職員はナターシャといい、モスクワ大学東洋学大学で日本と日本文化を学んでいる女学生、夏休みの間アルバイトをしていると説明された。ナターシャは、日本に滞在していた経験があり、子供のころNHKのロシア語講座に も出演していたそうだ。車が来るまでそんな世間話をして過ごした。
しばらくして、車が来てしまった。もう少し話をしたかったがそういうわけにもいかず、手配されたラーダより大きなボルガというブラックのセダンの後部座席に押し込められてしまった。
ホテルは、BDNKhの前にあるモスクワオリンピックに合わせて建設されたコスモスホテルだった。どこをどう走ったのか記憶にないが、車は非常に少なく道路は非常に広くヨーロッパのようなモスクワの町並みと箱型のビル群、多分住宅だろう、が窓から過ぎ去っていった。
続きはこちらのサイトにあります。
http://1985.iio.org.uk
新生ロシアの首都モスクワ
実に1985年7月以来となるモスクワ、既にソヴィエト連邦は崩壊し、新生ロシア連邦の首都として顕在している。今回は、ウズベキスタンのタシケントからモスクワへ旅行した。飛行時間4時間、もちろん航空会社はアエロフロートを利用した。
体制が崩壊して十数年、既にショック療法による市場経済化の推進は、エリツィン政権下でのマクロ経済政策の失策からプーチン政権に移行してからの経済運営の成功により完全に立ち直ったかのように私の目には映り、モスクワは最早ヨーロッパを代表する大都市のような印象だった。
20数年前のモスクワはもう完全に過去のものとなったのか、道行く人々や高級ブランドのウインドウ、広い道路を走るヨーロピアンブランドの自動車等、地下鉄や建物以外当時の面影はなく、ヨーロッパの一都市と変わらない。シェレメツェボ空港も然り、第2ターミナルが増設され、現在、第3ターミナルがオープン間近だという。
シェレメツェボ空港
悪名高きシェレメツェボ空港、ソ連時代はトランジットでしか利用しなかったが今やその面影は名称のみだ。共産主義時代のパスポートコントロールは、かなり時間がかかった、パスポートの写真と本人をじっくり2-3度凝視されたものだ。
今回、当然確認はするもののすんなりと、特に待ち時間も長くなくスムーズな手続きだった。タシケント空港と比較すると、タシケント以外のどこの空港でもそう感じるのだろう、非常に快適と思えてしまう。
既にシェレメツェボ空港は第2ターミナルが供用され、近々第3ターミナルがオープンする予定である。
我々が到着したのはシェレメツェボ空港第2ターミナル、午前7時過ぎだったがまだ深夜のと同じような暗さ、入国手続き、税関(申告なし)を経て新生ロシアへ入国した。
そして両替所を探す。出たところに銀行窓口があり、100米ドルを両替した。税関の手前にも両替所があるがレートが非常に悪い。
そこから、Aeroexpressの駅を探す、サインには従うとどうも外のようだ。ターミナルビルから外へ出た正面にAERO EXPRESSのネオンサイン、小雪交じりの早朝、まだ連絡通路が工事中のため所々歩道を歩く。振り返ると少し明るくなってきた空を背景に「Sheremetyevo 2」という赤色のサインがビルの最上階に見えた。
シェレメツェボ空港
http://www.svo.aero/en/
Aeroexpress(空港から市内への移動)
2007年9月、Savelovsky駅とSheremetyevo空港を接続していた鉄道がBelarusky駅まで延伸が決定され、2008年6月、新駅舎の竣工とともにSheremetyevo1-2空港からBelarusky駅までAero Expressという直通列車の運行が開始された。
今回、この列車を利用、タクシーに乗らなくてもホテルまでは辿り着ける。運行頻度は30分毎、ベラルーシ駅まで所要35分、駅はターミナルの地下ではなく外にあり、少し歩くがこの程度は至便の範囲だろう。改札の前にスタバがあり、その他のモスクワの空港へもAeroexpressが運行している。Vnukovo空港へはキエフ駅、Domodedovo空港へはPaveletsky駅と接続している。
Domodedovo空港
http://www.domodedovo.ru/en/
Vnukovo空港
http://www.vnukovo.ru/eng/index.wbp
モスクワの地下鉄
Belarusky駅でAeroexpressを降り、Belarusskaya地下鉄駅へ向かう。駅からでて少し歩くと「M」のサインが見えた。地下鉄駅までは、両替所やキオスクなど集中し人通りが多い。
モスクワの地下鉄は1935年に開業、現在、12路線、総延長292,2km、一日9915本の列車が運行され、一日あたり約900万人の乗降客数である。最短の運行頻度は90秒と東京メトロよりも運行頻度が高い。地下鉄は、モスクワの都市交通機関における乗降客数の57%を占め、駅は宮殿のような装飾が施されていることでも知られている。
1985年当時の運賃は5カペイカ(1ルーブルの100分の1)、今回はR22(1回券)だった。荷物があるとR22追加。回数券(Multi-ride-ticket)があり、例えば10回分でR200、20回分でR380と割安かつ窓口が混んでいるので回数券は移動には必須である。タクシーだけでの移動ならばその限りではない。
今回、3日間なので20回券を購入、紙のカードを手渡された。磁気で回数券の情報が書き込まれているのだろう、改札にある検札用接触部(非接触ではない)にカードを接触させると残回数が表示される。旨く、検知されないとストッパーが降り通過できない。
Moscow Metro
http://engl.mosmetro.ru/
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