モスクワ散策

2009年 01 02 03 04 05 06 | 2010年 | 2011年 | 2012年 |

01いざモスクワへ!2009年11月

3日間のモスクワ滞在、あれこれ散策したモスクワとその印象です。

今回のトラベルプラン(フル2泊4日)

Date Schdule in Moscow Hotel
2009年11月21日(土) Dep. 04:50 Tashkent (SU164)
Arr. 07:15 Moscow-Sheremetyevo2
The Red Square, GUM, Tverskaya ul. , etc.
Maxima Hotel Zarya
2009年11月22日(日) Pushikin State Museum of the Fine Arts (European Collection), Cathderal of Christ th Caviour, ul. Arbat, Evropeisky SC., etc.
Maxima Hotel Zarya
2009年11月23日(月) Novodevichy Convent, Moscow State Univ., Gorbushka Market, etc.
Dep. 21:00 Moscow-Sheremetyevo2 (SU163)
On board
2009年11月24日(火) +1 Arr. 03:05 Tashkent  

参加者:4名(中央アジア・ユーラシア地域と開発研究会)

1985年の旅程(USSR1985)はこちら

いざモスクワへ!

11月後半の三連休を利用して勉強会の有志とモスクワに行くことにした。実に赤の広場に立った1985年7月以来となる。当時はソヴィエト社会主義共和国連邦、現在はロシア連邦、首都は変わらずモスクワだ。タシケントでの仕事を始めたときには考えても不可能だろうから考えていなかったが、意外と連休がタイミングよくあり、しかも、行こうという有志もいた。されどVISAの問題があり、航空券だけ買えばそのまま行ける国ではないことはソヴィエト時代と変わっていない。

この問題を解決せずしてリアリティが沸いてこないのは当時も現在も同じだ。当時は、インツーリストとという国営旅行社があり、日本の代理店からインツーリストへ予約を入れてもらい、バウチャー(予約証明と招聘状が一緒になった確認証)を取得して狸穴のソ連大使館領事部へビザ申請した。当時、ソヴィエト国内はどこでもこの一社でよかったのだが、今回はそのバウチャーをどのようにして取得するかという点に焦点を当てwebで検索するも法外なビザ手数料の旅行社ばかりでなかなか具体的な情報が得られなく勝手が違った。

VISAが取れるかな?

ソヴィエトの構成国家であったウズベキスタンに滞在しているので、ここの旅行社ならと問い合わせるが、webと同様な料金だし、ホテルも法外に高いオファーだった。ウズベキスタン国民は短期間の場合ロシアへはビザなしで行けるので需要もないのだろうか、と考え、更に関連情報をレビューした。

ロシア政府に承認された旅行社や機関がバウチャーを発行できるという説明がwebにあり、この情報から類推し、ホテルは旅行会社とも密接なはず、若しくは、旅行会社がホテルを経営している可能性もあることからバウチャーの発行が可能ではないかと仮定、この線でホテルへのビザサポートを確認し、ホテルが発行するバウチャーでビザ申請が可能か否かをウズベキスタンのロシア大使館へ確認して、ビザ申請へ漕ぎ着けた。この手続きで同時にホテルの予約を済ませ、平行してアエロフロートのフライト、タシケント-モスクワ往復を予約した。

ソヴィエト時代のインツーリスト

ソヴィエト時代は、フライトスケジュールもバウチャーに含まれていたがロシア連邦になってからは宿泊予約確認だけで観光ビザが申請できるようだ。しかもバウチャーはホテルの予約担当が頑張ってくれ、予約確認とビザサポートを申し込んだ翌々日にメールでバウチャーを送ってきた。金曜日に必要書類をメールで送り、日曜日に届いたのでかなり早かった、ソヴィエト時代とは大違いだし、ウズベキスタンはまだこのペースが抜け切れていないが、このサービスレベルに感心し、モスクワはどんなに変わったのだろうかと数週間後に体験するモスクワを想
像した。

VISA申請

書類がそろったので、これで目出度くタシケントのロシア大使館領事部へビザ申請を行った。領事部の入り口はウズベキスタン人が並んでいたが、窓口にビザ申請だと告げるとセキュリティチェックをして領事部へ通れた。窓口の女性はテキパキと書類を処理、英語が通じたのも幸いした。ちょっとした躓きもこのときあった。事前の説明ではパスポート原本はビザ受領時と言われていたが申請時に預けなければならず、同日に取りに帰り提出し、観光ビザ代(50米ドル)を窓口で 払い受取証を受け取った。

在京ロシア大使館のページをよく読んだら、2週間後の受け取りは全てのビザが無料とある。これは日本国籍のみだが、在京だからだろうか、確認してみる価値はある。

http://www.rusconsul.jp/hp/jp/visa/visa.html

VISA発給

ビザは当日、翌日発給のエクスプレスサービスもあるが、通常の5日で申請、11月10日、16時にパスポートに張られたビザとともにパスポートを受け取った。これで出発前準備が完了、ビザ手続きだけでかなりのエネルギーを使い果たしてしまって、モスクワのことはまだまだ情報不足、これから、いざモスクワへ!は本格的にこれからです。

モスクワ・リンク

dummy box